全米の都市のなかでも、最も魅力的といわれ、常に最高の都市に選ばれるサンフランシスコは、多彩な歴史とドラマティックな背景、自由放任的な空気などがその魅力です。これらは、寄せ集めの街、ロスアンジェルスにはない良さと言ってよいでしょう。ヒッピーたちの‘フラワーパワー’から‘フリーラブ’、そして同性愛者たちの解放まで、常に、型にはまらない、新しい流行の発信地でもあります。その個人主義、気取らなさ、洗練さが街の人々の誇りです。

サンフランシスコの通りは、まるでジェットコースターのように高低差があります。そして街の代名詞でもある霧に覆われていないときは、サンフランシスコ湾の素晴らしい景色望むことができます。そして湾にかかるのは、世界で最も有名な景色のひとつでもある、ゴールデン・ゲート・ブリッジです。
いくつもの丘に囲まれ、海には船とともに14の小さな島(悪名高いアルカトラス刑務所もそのひとつです)が点在しており、橋で結ばれています。サンフランシスコ湾は、カリフォルニア沿岸で最も大きい入り江です。フィッシャーマンズワーフは湾の突端にあり、食事や買い物、散策に人気のスポットです。また地元っ子が太鼓判を押す撮影スポットでもあります。

このびっくりするほどコンパクトな街には、他民族の多様な文化を背景とするコミュニティ地区が数多くあります。それらは、かつて1848年の金鉱の発見以来、サンフランシスコに集まってきた人々、または故郷の厳しい環境を逃れ、新しい人生を信じてやってきた人々です。サンフランシスコの人口の大部分が外国籍の人々からなり、街では様々な文化が対立することなく融合しています。屋根に竜を戴いた色彩豊かなチャイナタウンや、ジャパンタウン、ノース・ビーチNorth Beachのイタリアン・パスタレストランやカプチーノ・カフェといったボヘミアンな風情、スペイン語が今でも話されている古い教会地区、ナイトライフが賑やかなSoMa、現代的な金融街、カストロCastroのゲイ・コミュニティ、1960年代のヒッピー・ムーブメントの舞台ともなったザ・ヘイトThe Haightなどがその例です。